伊伎神社の境内社

 伊伎神社の境内には帝釈天堂と、毘沙門天堂が再建されています。

帝釈天堂

 天部残欠像1躯が安置されています。
 この木像は、天和年間(1681~1683)に池上住民の近藤某が、日本海に浮沈するのを認め、これを拾得し、神明神社に祈願奉納したもので、約900年以上前に造られたといわれます。作者は不詳。
 明治40(1907)年9月18日、官許を得て三垣内の三社(白山神社・神明神社・観山神社)が合祀されたのを機に(伊伎神社に改称)、新たに境内に堂宇を建立し、遷座されたものです。
 平成10(1998)年4月に再建立されました。




毘沙門天堂

 毘沙門天彩色立像1躯が安置。
 明治中期、白山神社(現・伊伎神社)に奉納されたものといわれ、いずれも白山神社に安置されていたが、明治40(1907)年9月18日、官許を得て三垣内の三社が合祀されたのを機に、新たに境内に堂宇を建立し、遷座されたものです。
 平成12(2000)年4月に再建立されました。