雨岡神社の由緒
創立年月日は不詳です。
しかしながらこの地区名である西谷の名は中世から見られ、古墳時代前期の西谷住居跡が南部の大地にあり碧石の剥片などの出土も見られ、古い時代ここで玉造がされていたとも考えられます。
また境内地にある湧き水と雨乞いの伝説、罔象女命や天水分神など水に関係する御祭神名等からも古くよりこの辺り一帯の水を司る神社として崇敬されていたのではないでしょうか。
明治9(1876)年6月村社に加列。
同40(1887)年10月9日に社殿を改築して本殿とし、拝殿を新築しました。
境内地も63坪から183坪に拡張し、境内社の天照皇大神を祀る神明神社及び天水分神を祀る水神社、更に字宅地にあって曽保道神すなわち田の神・学問の神である久延毘古を祀る無格社の曽保道神社を合祀しました。