白山神社の由緒
創立年月日は不詳ではありますが、当地は近くより弥生中期の銅鐸や椿塚古墳が発見された大変古い時代からの浦辺であり、今から千年以上の往古、すでに村人たちによって白山系の祭事が行われていたと推考できます。
「越前国名蹟考」には、安島郷六ヶ村からなる雄島郷の古社の一社であり、すなわち雄島の三保大明神を総社とする十ヶ村とされています。
毎年3月21日の「お獅子さま」の神事がそのことを伝えていると思われます。
明治40年12月21日、本殿を改築、拝殿を新築し、下出の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀る無格社の滝神社を合併しました。