雄島橋
一番最初に雄島に橋が架かってから、80数年になります。初代の雄島橋は昭和11(1936)年5月から工事に入り、昭和12(1937)年4月に完成しました。森井幸次郎氏が県の許可を得て、信仰と観光の目的で、約300メートルの橋を架橋したのです。総工費は当時のお金で約4万円掛かったと言われています。
それから15年6ヶ月で当初の契約にのっとり、雄島橋の所有が当時の雄島村に変更されます(現在は三国町を経て坂井市に帰属します)。
今の橋は三国町が昭和56(1981)年10月に竣工した二代目の橋です。224メートルの長さがあります。又その際、橋の前面に駐車場も新設されました。
ちなみに、平成22(2010)年に朱色の塗り直しを含めた修復補強工事にかかり、平成25(2013)年に竣工して、現在に至ります。
雄島橋がなかった頃。鳥居は昭和2年、狛犬は昭和6年ですから、
それから昭和11年の間の写真だと考えられます。