雄島について
今から約1300万年前に噴出した新第三紀鮮新世層の輝石安山岩からなる丘陵性台地。
海食崖の周囲は約2km、面積は10.2ha程の無人島。
雄島自体が大湊神社の境内で神域である。島内には大湊神社の社殿や、灯台があり、一周一時間弱で散策できる遊歩道もある。
特徴としては海岸において見られる松の樹皮に似た柱状節理(長い柱を重ねた形)や板状節理(薄い板を重ねた形)。
柱状節理といえば、東尋坊。最高70m、幅1kmに及ぶ柱状節理は全国的にも珍しく、天下の奇勝として有名。
この雄島や近くの海岸線は東尋坊も含めて、国の名勝天然記念物に指定されている。又、越前加賀海岸国定公園の一部でもある。