鯉のぼりは4/20の祭りの日だけかかります。

雄島祭り(安島祭り)

 式内大湊神社は、雄島に鎮座されたのが白雉年間と伝えられており、今から約1370年前のことです。

 大湊神社は、別名「雄島様」と呼ばれています。雄島は、安島岬にある島で、越前における最も突出した地の利に位置し、姿の美しい雄島を神聖な「神島」として、この周辺の人々から崇められてきました。「御島」とも呼ばれ、信仰されていました。この「御島・お島」が、後世「雄島」と呼ばれるようになりました。
 雄島は、この周辺の海で生活する人々の信仰の拠点として古くは6・7世紀頃にすでに存在しました。そして航海安全と豊漁、日々の生活をお守り頂いている神様として崇められてきたのです。
 4月20日前後になると以前は、イワシなどを追ってクジラが雄島近海に来て、豊漁を漁民に知らせてくれたので、その頃に大湊神社の春季例大祭を斎行してきました。それは春から夏、秋、冬の日本海の海産物に恵まれますようにと祈願する海の祭礼でもありました。同時に海での事故もなく、健康でありますようにと祈りました。
 それで4月20日は、氏子の方々が、雄島に鎮座する大湊神社の本社を拝み、陸ノ宮(あげのみや)で祭礼を行い、神輿を担ぎ、神賑いをして、雄島の海の神様を一日中楽しませてサービスするのです。この祭りのことを「雄島祭」と呼んで毎年当社の最大の行事として奉仕してきました。即ち当社は、日本海、即ちこの周辺の母なる海の神様があたえて下さる海の幸に深く感謝し、同時に航海安全と豊漁、日々の幸せを併せて祈願する祭礼が「雄島祭り」なのです。



雄島祭りのおおまかな流れ

 4月19日 (前日)
10:00~ 和布献供祭 例大祭に先駆けて雄島にて新ワカメの奉納。
(雨天時は陸宮にて)
 4月20日 (当日)
9:30~ 大湊神社例大祭 陸宮の社殿にて大勢の参列者にて祭典。
大量の海の幸が奉納されます。
10:30過ぎ おかんば 青年団による獅子退治の寸劇。
例年、アレンジが微妙に異なります。
11:00前 子供神輿・船神輿(大人男)が出発 大湊神社を神輿が出ます。
メインの船神輿の出発です。
11:00~ 直会 大湊神社の直会が社務所にて。
例大祭の参列者を中心に。船の人も覗きます。
11:30頃 乙女神輿が出発 大湊神社を乙女神輿が出ます。
モンペ姿の乙女が神輿を担ぎます。
12:00頃 船神輿と乙女神輿の逢瀬 東尋坊にてランデヴー。
(波の状態で中止になることもあります)
(引き続き) 神輿巡行 安島区内を練り歩きます。
コースは年によって変わります。
16:00以前 子供神輿・乙女神輿が宮入り 先ずは二基の神輿が神社に帰ります。
子供神輿からもっと早い時間に。
17:00頃 船神輿が雄島に行きます 船神輿が雄島に渡ります。
(足場の関係で神社まで行くかどうかは未定)
17:30頃 お菓子撒き 雄島橋駐車場にて行います。
(時間が早くなることもあります)
18:00頃 船神輿が海に入ります 安島漁港にて船神輿が海に入ります。
夕方の名物で、暖を取れる準備もしてあります。
19:30頃 船神輿の「ヤレ・ヤンナ」 「神輿を入れろ」「入れるな」の引き合いです。
大湊神社前にて船神輿が行ったり来たりをします。
20:00頃 船神輿の宮入り・青年団長挨拶 大湊神社前に船神輿が入ります。
これで雄島祭りも終了です。

※ 当日は様々な状況により時間が前後します。例年の大体の目安とお考え下さい。


雄島祭りの風景


  「おかんば」で、まさかりと獅子が戦います。

  乙女神輿が東尋坊の崖の上に
  男の船神輿が来るのを待ちわびています。

  急な雄島の階段を船神輿が下りてきます。

お菓子撒きの直前風景。

夕刻、船神輿が海に入りました。

暗くなっても神輿はなかなか神社におさまりません。